こんにちは!Sugiです。
だいぶ久しぶりの更新すぎて、久々サイトを開いたらデザインが崩れてました!すみません!
今日はなんでブログを書こうとおもったかと言うと、
昨日、
山形から東京へ車で向かっている途中。
新潟で立ち寄ったラーメン屋さんでクリープハイプの「憂、燦々(カバーバージョン)」が流れていて
「うっわー!超懐かしい」
ウィスコンシン時代なのでもう10年前ですかね。
当時乗ってたおんぼろ車でよく聴いてたことを思い出しました。
ばぁーっとあの超寒い、ウィスコンシンの雪景色が浮かび上がりましたね
そこから「懐かしいなー」ってドライブしながらクリープハイプの曲を聴き、
ちょうど初めてクリープハイプの存在を知った「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」という曲を聴いてた時に、
僕はわりと記憶力はいい方なので、基本昔のことを忘れることってないんですけど、
ちょうど20歳から22歳くらいの
本当に全く忘れてたことがバァーっと音楽とともにその時の景色が頭の中に流れ込んできて
「これはまた忘れないうちに何かに残さねば!」
ということで今日ブログ書いてます(笑)
サマーリーグの監督からのテキストメッセージ
あれは2011年(21歳)の5月末ですかね。
高卒1年目はホームシックで大学を辞めてしまって、
この年2年目は英語力の問題でベンチ入りできず、
5月のシーズン後、来年度に向けて近場で経験を積める環境を求めて
インターネットで調べたワシントン州サマーリーグ(夏休みの部活停止期間に開催されている学生アマチュア野球リーグ)
に申し込んで6月から参加する
そのちょっと前に、あるテキストメッセージが届く。
監「君のサマーリーグの監督をするものです」
監「君は1年くらい前にアリゾナのウィンターリーグに参加してた?」
ん?なんだこのテキストメッセージ?
確かに2010年の2月~3月にあったアリゾナのウィンターリーグには、大学を辞めてぷー太郎だった頃に参加してたけど、
なんでこの人がそれを知っているんだろう?
す「ウィンターリーグは参加してたよ」
す「なんでそのこと知ってるんですか?」
と尋ねると、
監「私は普段、MLB球団(確かオークランドアスレチックス)のスカウトをしてて」
監「君の名前がデータにあったんだよ」
まじかよ!
いや確かに、実はそのウィンターリーグが始まる前に選手のドラフトを行うための練習試合で、
めちゃくちゃ絶好調すぎて、なんかやたら元メジャーリーガーの監督たちに話しかけられまくったことはあったんだけど、
リーグ戦始まってからはそんなに調子良くなくて(悪くもなかったですが)
インパクト残した?と言われると微妙な感じだったんですが、
まぁなんかポジティブな評価だったみたいで、その監督が僕をそのサマーリーグでもチームに取ってくれたみたいでした。
そのサマーリーグはセカンド希望で参加してたのですが、
監督がショートを守らせてくれたり、
打順も上位を打たせてくれたり(人生で1.2番を多く打ったのはこの時がおそらく初めて)
今思うとその後の野球人生にすごく影響があった2カ月間だったなと思います。
ショートやってみろよ
そのサマーリーグが7月に終わって
一時帰国からまたアメリカに帰ってきて、9月から再び自分の大学のチームに戻って秋シーズン。
秋は春からのリーグ戦に向けて、ベンチ入り(ロースター)争いがあり、練習や練習試合の結果次第では秋シーズン後にはカット(退部宣告)もあるというわりとシビアな時期で、
僕は全然ロースター確約って感じではなかったので、アピールしなきゃいけない立場でした。
最初はセカンドかサード希望で、実際に秋の1週目はセカンド&サードの練習に入ってたのですが、
実は夏休み中に大学の監督にたまたま大学の図書館であった際に、
す「実は今サマーリーグでショートやってる」
「えっ、お前が!?そのチームにショートいないの?」
的なちょっと監督が僕を馬鹿にしたような会話がありました(監督は全然悪い人じゃなく、その前の年に僕がセカンドしか守ってなかったので想像がつかなかったと思う)
監督がその会話を覚えていたのか、
その年の私の大学はドラフト候補がたくさん所属していたので、(実際に前年に指名されたけどプロに行かなかった選手が4人もいた)
普通そんなことはないらしいですが、スカウトが練習の30人くらいきて、全員がショーケースを行うという1日がありました。
その時に、僕が60ヤード走で意外といいタイム出したり、
守備とバッティングでいい動きしてたのに気づいたのか、
2週目に入ったら、
監「スギー、ショート入ってみてよ」
と。まじかよ!
というのも、この時のうちのショート事情が...
ショートの1番手は高校時代にMLBドラフトで指名されて、大学1年目シーズン終わりに再度ドラフト指名されてた超有望株(この年終わりにプロへ)、
さらに2番手も去年からベンチ入れして結構試合にも出てた選手だったので、
「うわ、ショートかぁ...これ結構やばいな」
とりあえずショートの3番手で練習に入ることになりました。
そこから、監督が練習中、結構付きっ切りでショートの動きを教えてくれるようになり、
練習試合でもいい感じで結果を出してたので、徐々にチーム内の存在感も上がっていって、
監督は春先まで僕と1番手のドラフト候補でショートのレギュラーを競わせようとしてましたが、
実際にはセカンドのレギュラーがねらい目かなーってくらいの位置にいることができました。
今思うと、
うちの監督はもともとドラフトで結構上位で指名されて、
メジャーリーグには上がれなかったけど、マイナーでは何年かプレーしたショートの選手で、
この時に本当に丁寧に一つ一つショートの動きについて教えてもらえたのが、
その後の野球人生で本当に活きたので、
今は感謝しかないです。
他の大学の監督が名前出してたよ
秋が終わって11月~12月の部活停止期間中。
知り合いから、
知「君と同じカンファレンスの他の大学の監督が名前出してたよ。知り合いスカウトからいい日本人内野手がエドモンズ(私の大学)にいるって聞いたらしい」
という連絡が。
いやーこれは本当にうれしかったですね!
当時はバリバリ上を目指してたので、やっぱり他の人が自分のこと評価してるっていう話を聞くのはすごく興奮したことを覚えています。
ここまで書いた出来事が全く記憶から抜けてて昨日急に思い出した話で、
そのあとは、結局ロースターには入って、いよいよセカンドのレギュラー取り!っていうシーズン初出場の試合で、
盗塁の際に相手のセカンドとぶつかりそうになり、よけようとして、右足を負傷。
1カ月戦線復帰できず、残念ながら野手での出場はそれだけでしたが、
高校時代にピッチャーをしてたって話がなぜか監督が知ってて、シーズン後半にピッチャーで再度ベンチ入り
クローザーで2セーブもしたし、シーズン最終戦は先発もしたり、プレーオフも投げたし。
思い出には残る1年間だったかなと!
その次の年はピッチャーとして、ロースター入りするも、
新監督とうまくいかず、途中退部からの転校してかなり不遇の状況からショートのレギュラーを奪う話はまたの機会に書こうかなと!笑